信用買いの金利計算例 

多くの投資家は売買手数料の安さだけにこだわる。たしかに現物取引だけをする場合にはそれで十分と言える。
しかし信用取引をする人、または将来する予定がある人には、金利を考慮せずに証券会社を選ぶことは愚かな行為である。

下記は『約定代金が500万円の制度信用で買い注文、90日間保有した後に売却』というよくあるケースで有名2社を比較した。
左が岡三オンライン証券のケース、右がむさし証券のケースになる。

金利計算例

岡三オンライン証券の売買手数料は300円だが、金利の2.8%も考慮した総額は、
300円(買い注文の手数料)+300円(決済注文の手数料)+34,521円(90日分の支払金利) =合計35,121円。

一方、売買手数料が924円と高額なむさし証券だが、制度信用金利が1.72%と最安値のため、上記と同じケースの場合、
924円(買い注文の手数料)+924円(決済注文の手数料)+21,204円(90日分の支払金利) =合計23,052円。

その差額は驚愕の12,069円にもなる。
長期の信用買いをする多くの投資家がむさし証券を使う理由はここにある。

しかしデイトレードでは金利より売買手数料のほうが大きなウエイトを占め、岡三オンライン証券が圧倒的に有利になる。
※デイトレードの方はデイトレード特例手数料 _ 信用を参照

証券会社の手数料は「ココにすれば一番安い」というものはない。自分の取引手法にあった証券会社を選ぶことが、手数料削減の最短距離だ。

証券会社比較 手数料金利一覧表

下の表は約定代金500万円で計算した売買手数料と支払い金利。制度信用取引、金利は2011年11月の時点での比較。

証券会社名 制度信用金利 売買手数料 1日の金利 30日の金利 90日の金利 180日の金利
むさし証券 1.72% 924円 236円 7,068円 21,204円 42,411円
GMOクリック証券 2.30% 100円 315円 9,452円 28,356円 56,712円
野村ジョイ 2.32% 5,000円 318円 9,534円 28,602円 57,205円
大和証券 2.40% 300円 328円 9,863円 29,589円 59,178円
岩井証券 2.69% 1,575円 368円 11,055円 33,165円 66,329円
岡三オンライン証券 2.80% 300円 384円 11,507円 34,521円 69,041円
SBI証券 2.80% 400円 384円 11,507円 34,521円 69,041円
楽天証券 2.85% 472円 390円 11,712円 35,136円 70,274円
マネックス証券 2.97% 5,250円 407円 12,205円 36,615円 73,233円
カブドットコム証券 3.07% 483円 421円 12,616円 37,848円 75,699円
松井証券 3.10% 5,250円 425円 12,740円 38,220円 76,438円

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